2016年5月5日木曜日

マイケルブレッカーが銀ネックになぜ変えたか?

だいだい、ファッションの人が多い。
確かにファンキーでかっこいいもんね。
本当にわかるw
赤ラッカーに無意味にしてたことあったもんねw
多少、音を犠牲にしてもね。

が、しかしw


最近、思うことがあって、天然素材の普通のリードを使った場合にですね、
5ケタ番台でラッカーがかなりの面積はがれていると、抵抗感がスカスカになるんですよね。
ラッカーの残量に関係なく、吹き込まれているのはスカスカする。

サックスってラッカーが残っているときは粘り強い感じで心地良い抵抗感があるんですけど、
無くなってくると、カスカスって感じになる。

特にオーバーサイズのメタルブースターなんてつけちゃうと、粘らないね。

ファイブラセルやハーンの人口素材のリードをつけたら、ソレを解消できるんですけど。

90年のファーストアルバム『マイケルブレッカー』のときの音は極めてブレッカー音に感じるんですけど、シルバーのネックをつけた後期は90年よりはファンキーさが欠けてきてる。

そう思うわけです。

90年台のライブアルバムを聴きなおしてみても、ほんと心地よいんですよね。
エッジーな音と、はっきりした輪郭がとくに。

シルバーのHセルマー7を所有したことが、大昔にあるけど、大体分かる。
サックスプレイヤーならシルバーらしいね。ってわかりますよね。

でね、

近年、次々でる、ネジ、サムフック、サムレスト・・・

あれね

なんで鳴るように感じるかって、限界点低くしてるだけだと思うんですよね。

もう、ぶっちゃけ書いちゃうと、

近年の楽器は工業製品で、ただでさえ、鳴るわけですよ。
いい音なんです。

いい音の楽器ほど安く手に入るんです。

いい音って、人それぞれだけど、
サックスらしいっていうか、均等になるっていうか、ピッチが正しいっていうか、

で、そんなこと、ある程度吹ける人は、どんな鳴らないクソみたいな楽器でも
きれいないい音方向には楽勝で吹けるんですね。

エッジ過ぎるとか、個性的な音にするとかでみんな苦労してたんじゃないの?
昔は命削って?w 個性的にするのが楽器演奏する人の修行だったワケですよ。
(そうなのかな?w)

デフォルト個性的すぎる音、鳴りにくい音、エッジすぎる音、アクが強い音・・・
ま、そんな音が欲しくてさ、いまじゃ7ケタのいお金を払って
ハンドメイドのビンテージ買うんですよね。

そういうじゃじゃ馬をあたかも普通の楽器のように乗りこなす、吹きこなす、
そういうのじゃないとみんな同じ音じゃないですか!w

だけど、なぜか工業製品の美しい音のでる、吹きやすい、ピッチの完璧な楽器買って、
みんな、そのバランスを崩すことに苦労してるw んじゃないかな?
吹きやすい楽器をさらに音を出しやすくするとか、もう正気の沙汰じゃないですから。
そういうのはどんどん、小さな息でも音を破たんさせる限界点を低くしてるだけね。
ライブで電子楽器に混ざってふきこんだら、もう使えないわけ。

って妄想ですよ。

銀のネックに変えてる人はアノ音出したいんじゃないの?


でさ、よくわからんけど、アメセル高すぎだろw

事故歴ある楽器でも、150~200万前後するのが出てたりさ、
一番、アホなのは、アメセルの癖に最近の台湾製の楽器のようにチューニングされているやつね。
フラジオ鳴りやすく、リニアに吹けるようにされてるやつね。

マイケルすきなひとはフラジオのハイG出にくくしないと、アノ音から遠ざかるよ。
頼む、音色変更や、響きまで変えないでくれ。
流行りのネックチューニングもわかってやって頂戴よ。
つーか、ネック曲げるなw

じゃないと宝が死んで、音色に色気のない、ただの吹きやすい楽器になっちゃいますから。
金もちになったら、出荷に近いオリジナルバランスのテナー買いだめしたいね。

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